高校生の門限については、さまざま考えがあるようですね。女子だと18時と早い時間から、男子だと24時という場合もあるようです。私の知っている人を見ても、結構バラバラだったりします。学校や部活で遅くなる日のことではなく、遊びに出かけているときの門限の話です。

では、我が家はどうしようかということになり、主人と考えました。
身体は大きくなっているものの、まだ未成年ですし親の指導の元に生活し自立している年齢ではありません。さすがに夜遅くなれば、警察など補導の対象にもなります。かといって、あまり自由が無いのも、子どもがかえって勝手な行動をすることにもなりかねません。悩みどころですね。

我が家の場合、以下のことを考慮しようと決めました。
1、親の指導が必要な年齢であること。
2、高校生である以上、勉強に差し支えることはNG。
3、ただでさえ、毎日忙しい高校生活に差しさわりがないようにする。
(平日は朝4時半起床、帰宅時間は20時半くらい)
4、学校や部活のほかに、交友関係などは親に相談してもらいたい。
5、夕飯はだいたい夜19時に食べたい。
・・・このようなことを考えて、我が家の門限ルールを決めました。

我が家の「門限ルール」
1、遊びに行く場合の門限は、基本的に19時(夜7時)
2、学校や部活で遅くなる場合を除く
3、門限を守れない場合や、その他さまざま理由があるときは、その都度、親に連絡と相談をして許可をもらう。
「3」の相談することとは、たとえば・・
「友達とあと1時間カラオケをしたい」という相談には「NG」を出すと思います。ケースにもよりますが。
「友達と花火大会(夜にある行事)に行きたい」という相談には「じゃあ、〇時までには帰ってきてね」と言うと思います。
そういう「連絡」と「相談」をすることが、面倒でもいちいち大切なことだと考えました。
もしかしたら、我が家の場合はちょっと厳しいのかもしれませんが。
でも、本当にそうでしょうか。遊びに行って疲れた翌日に、授業がある、提出物がある、宿題もある、部活はハードな練習がある、普段の朝は早朝4時半起床で学校に行く・・など。そう考えると、高校生活を円滑にするためには、ある程度の制約の中で自由なことをしたほうが、生活を守ることができると考えました。
息子にこの提案をして、息子の希望も聞きながら親子で話をしました。実際には息子に話をしたのは、お父さん(主人)です。息子はそれで良い、門限に間に合わないときは「連絡」「相談」をすると約束しました。もちろん、実際には「これから」なのですが。

これを読む皆さんには、その家庭の事情もあるでしょうから、「我が家の場合」はさまざまあると思います。「子どもを信頼しているから」「普段は頑張っているから」という意見もあるかもしれません。でも、身体は大きくても、まだまだ親が守らなければならない面が多いのが高校生だと思っています。ある程度のルールの中で、うまく自分なりのやり方を見つけていくのは、今後社会生活を送るようになったときに役立つのではないかと思っています。
