同じ教会に通うあるママさんからこんな話を聞きました。教会には日曜学校(幼稚園から小学校)などの子ども会や、中高生会など、年齢に応じたクラスがあります。同じ中高生会のお子さんを持つあるママさんから、うちの息子について聞いた話です。
年齢の近い中学生の男の子(ここではAくんとします)のママさんから「〇〇くん(息子の名前)は、うちの子にとってすごく影響力があるんですよ」と。
この間、子どもたちと一緒に出かけたときに、お小遣いの使い方について話をしたそうです。Aくんは、自分のお小遣いでお菓子を買って食べたいと言ったところ、ほかの子どもたちも居たためか、車の中での移動中ということもあったためか、お小遣いの使い方にも考えがあったためか、そのお母さんはちょっと困ったなと思ったようです。
そのときに息子が、Aくんに言ったそうです。
「僕はね、買いたいと思ったら3回は我慢するんだよ。そうやって本当に買いたいもののために貯金ができるようになったんだ。」
Aくんママは「私が言ってもダメかなぁと思ったのですが、〇〇くん(うちの息子)の言葉でAはすんなり納得したんですよ。Aにとっては、近いお兄ちゃんのような存在なので、すごく影響力があるんですよ。」と。
確かに、家族で出かけたときでさえ、お菓子やジュースのような簡単に消費できるものには、あまりお小遣いを使わない息子。その代わり、出かけるときには、家にあるものを持って行くことが多い気がします。水筒にお茶など。
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なるほどですね。これは一例にすぎないかもしれません。良いことも悪いことも、同じような年齢のお友達に、特に年下の男の子には「先輩」「お兄ちゃん」なので、影響するのですね。良い手本になれるようにと、育てなければならないことを思い、ちょっと気が引き締まりました。
確かに、息子は高校入学の際に一番欲しいと願っていたスマホを自分の貯金を全部出して買いました。もちろんスマホは高価で不足分があったので、不足分は親が出したのですが、半分以上は息子のお小遣いを貯めた貯金で買いました。
よっぽど欲しかったのだと思いますが、親が全額出すことにならなかったことと、息子がとても欲しいと願うもののために、わずかな小遣いであっても、貯金する経験をしたのは良かったなと思っています。

高校生になって、お小遣いの金額も変わり、行動範囲も広がり、自分でできることも増えました。なので、中学生までとは息子の環境は大きく変化していますが。お小遣いの使い方だけではなく、人との関わり方、勉強、部活、いろんな方面でさまざまなことが問われますが。
ほかの子どもたちに与える影響力があることも覚えて、良いことばかりではないと思いますが、できるだけ良い影響を与えることができるように、考えながら歩んで欲しいとつくづく思いました。
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